スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

なぜ、人は人を助けるのか?

なぜ、人は困っている他人を
助けるのでしょうか?

それも助けることによって自分自身が
不利益を被るかもしれないにも関わらず。

影響力の科学
P.442より

================================
杉原千畝(ちうね)の奇妙な事例

数年に及んだナチスによるヨーロッパ支配は、
人間の本性の最悪の部分をあらわにした。

1100万人以上の民間人
――ロマ族、同性愛者、政治的反体制派も含むが、
大部分はユダヤ人だった――が追放され、
おとしめられ、むごたらしい扱いを受け、
最後にはホロコースト(大虐殺)の犠牲になった。


皮肉なのは、この時期には人間の本性の
最善の部分を示す例も見られたことだ。

善意による、英雄的な、そして自己犠牲を伴う
驚くべき行動で、迫害の犠牲者を救う人たちがいた。
それも彼らの大部分は、
ほとんど知らない相手に手を差し伸べたのだ。

しかし、ホロコーストの時代に最も効果を発揮した
と言ってもいい救援活動の1つは、
長い間ほとんど知られることがなかった。


始まりは1940年の夏のある日、
明け方近くのことだった。

200人のポーランド系ユダヤ人が
リトアニアの日本領事館の門前に押し寄せ、
ナチスの東欧への進攻から逃れようと助けを求めた。

彼らが助けを求める相手に
日本の外交官を選んだことは、不思議に思える。
当時、ナチス・ドイツと帝政日本は、
利害を共有する密接な関係にあった。

実際、両国の絆と相互利益は非常に強く、
まもなく他国にも働きかけて、
残りの世界と対決する戦時同盟を結ぶことになる。

そのような状況下で、
なぜ第三帝国の憎悪の対象だったユダヤ人たちは、
ヒトラーと同盟関係にある国に
慈悲を求めようとしたのだろう?


その答えを知るには、それより少し前の
1930年代半ばまでさかのぼる必要がある。

当時の日本は、まだ
ヒトラーのドイツと親密な戦略的同盟を結ぶ前で、
追放されたユダヤ人を受け入れ、彼らが上海の
居留地に簡単に渡れるように便宜を図っていた。

それと引き換えに、
国際的ユダヤ人コミュニティーからの
財政的支援と政治的親善を確保しようとしたのだ。

戦争前の時期には、
(アメリカを含む)世界のほとんどの国は
ヒトラーの「最終的解決」の餌食になろうとしていた
ユダヤ人から背を向けていたため、

矛盾するようだが、ヒトラーの同盟国である日本が、
彼らに保護を与えることになった(Kranzler, 1976)。

1940年7月に、200人の「餌食」がリトアニアの
日本領事館の扉の外に押し寄せたとき、彼らは
その扉の奥にいる男性が、生き延びるための最善の、
そしておそらく最後の頼みの綱になるとわかっていた。


杉原千畝(ちうね)という名のその人物は、
どこからどう見ても救世主になるような人物には
見えなかった。

当時の彼は、外交官としてのキャリアも
半ばに差し掛かったころで、経歴と家柄は申し分なく、
順調に外交畑での出世コースを歩んでいた。

彼は政府の役人の息子で、武士の家系だった。

武士階級は、忠誠と優れた技能、
そして戦地で見せる勇猛さで知られる。

杉原は職業人としての目標を高く設定し、いつの日か
ロシア駐留日本大使になることを夢見ていた。

また、もてなしやパーティーを好み、
音楽にも造詣が深かった。

このように表面的には楽しむことが好きな、
生涯を外交官として過ごしてきたこの男が、
自分のキャリアと評判、将来を危険にさらしてまで、
午前5時15分に彼を目覚めさせた
ユダヤ人たちを助ける行動を起こすとは想像しがたい。


ところが、彼はまさにその行動をとることを選んだ
――その結果として、自分と家族にどれほどの危険が
待ち受けているかをよくわかっていたにもかかわらず。


門の外に集まった人たちから話を聞いた杉原は、
事態の深刻さを理解し、東京に電報を打って
彼らに入国ビザを発行する許可を求めた。

日本の寛大なビザと定住政策の一部は、
まだユダヤ人にも適用されてはいたのだが、
彼のこのリクエストは即座に却下された。

彼は諦めずに二度目、三度目のリクエストを送り、
これが必要な援助であることを懸命に説明した。
だが、結果は同じだった。


キャリア官僚である杉原は、
生涯のこの時点で、それまでの快適な生活も、
外交官としての野心もなげうって、
誰もが予想だにしなかった行動をとる。

二度もはっきりと繰り返された禁止命令に
真っ向から逆らって、必要な旅行書類を書き始めたのだ。


そのために彼は、
自分のキャリアを犠牲にすることになった。

1カ月のうちに総領事の職を解かれ、
ベルリンに転属となり、重要ではない職を与えられて、
もう自由に行動することはできなくなった。

やがて、不服従を理由に外務省を免職になる。
戦後には屈辱的な生活を強いられ、
電球を売って暮らすほどに落ちぶれていた。


しかし、リトアニアの領事館を閉鎖するまでの数週間に、
彼は自分が進むと決めた道を断固として貫き、
昼も夜もなく応募者の面接を行い、
亡命に必要な書類を用意した。

領事館が閉鎖された後でさえ、
ホテルに居を定めてビザを書き続けた。

心労のため痩せ細り、疲れ果てても、また同じ心労で
妻がまだ幼い子どもの世話ができなくなっても、
彼は休むことなくビザを書き続けた。

ベルリンへ向かう列車を待つプラットホームでも、
列車に乗り込んでからも、まだ書くことを止めず、
命を助ける書類を必死につかもうとする手に
それを差し出し、最終的には数千人の命を救った。

そしてついに列車が動き始めると、
彼は書類を受け取れないまま
プラットホームに残された人たちに向かって、
深く頭を下げて謝罪し、援助者としての
自分の力不足に許しを求めた(Watanabe, 1994)。
================================

よく知られた感動的なストーリーなのですが
一体、何が杉原という人を突き動かしたのでしょうか?


もちろん、彼が素晴らしい人だった
というのは間違いないことでしょうし
目の前に困っている人がいれば
手を差し伸べるのが人としてのあるべき姿です。


しかし、この本によると
そういった感情論とは全く別の
彼がこの行動に至った理由が示唆されていました。

人が自己を犠牲にしてまで他人を助けるのは
どうしてなんでしょうか?


【新刊】影響力の科学
ロバート・チャルディーニほか
⇒ http://www.directbook.jp/bsp/index_af.html


---------------------------------------------------
(2012年7月3日付:掲載承認済)
この記事は、ダイレクト・レスポンス・マーケティング、コピーライティング、
インターネット・マーケティング、インフォビジネスなどの情報を配信する
無料メールマガジン「ザ・レスポンス」によって提供されています。
無料メールマガジンの購読はこちら。

http://www.theresponse.jp/
---------------------------------------------------

【ザ・レスポンス】ゴールド会員
ご希望の方は以下ページからお申し込みください。

http://www.theresponse.jp/sp/CP_RGD/index_aff.php


スポンサーサイト

この記事へのコメント

コメントの投稿

非公開コメント

▼ブログ内の記事検索

サイトマップ RSS
▼【期間限定】 キャンペーン
最短3日で即現金化!
スマホ1台で”お金の在りか”を嗅ぎ付け手堅く日当3万円を稼ぎ続ける『報酬確定型』ブランド転売術
【期限未定】
確定報酬型ブランドせどり!

スマホアフィリエイト
2015年マル秘必勝ガイド
【期限未定】
スマホアフィリエイト2015年マル秘必勝ガイド

日本初上陸!AWA~NAKANOが教えるウルフメソッド~
【期限未定】
AWA~NAKANOが教えるウルフメソッド~

川島和正の無料メルマガ
【無期限】
川島和正の無料メルマガ

小玉歩 公式メールマガジン
【無期限】
小玉歩 公式メールマガジン
▼広告
自分を不幸にしない13の習慣、今なら無料!
-------------------------
自分を不幸にしない13の習慣、今なら無料!
-------------------------
東大家庭教師が教えるやる気で人生を変える秘密
-------------------------
誰でも簡単にたった60分で速読できる!
-------------------------
▼【PR】 お得情報
Yahoo!BB ADSL又はフレッツ光回線+Yahoo!BB光フレッツコースの申込
最大60,000円キャッシュバックが申込者全員に適用!

-------------------------
節税対策に必修
税理士紹介
詳細記事はこちら 税理士紹介なら税理士紹介ネットワーク
-------------------------
売れるネットショップ開業なら楽天市場 お申込みはこちら

楽天 仕事紹介で新しい仕事が見つかる!

総合通販サイト もしも
※お買い上げ金額合計8,000円以上で送料無料

-------------------------
▼【PR】
ブランド服買取サービス
クラウンジュエル×ZOZOTOWN買取バナー
-------------------------
amazon(本)

-------------------------
▼ポイントで稼ぐ
楽天銀行口座開設

-------------------------
楽天オークション

-------------------------
楽天カード申込み

-------------------------
【楽天市場】出店契約

-------------------------
楽天市場

-------------------------
▼PCウィルス対策
USBメモリウイルスの感染にご注意を!
-------------------------
▼詐欺被害 参考資料サイト
●情報商材被害110番
(公式窓口)
http://sagihigai110.jp/
●詐欺被害専門相談窓口
Q&LIFE
http://sagi-soudan.com/other/
●情報商材 辛口鑑定侍
http://infocriticism.com/fraud-consultation
▼このサイトのご利用について
アフィリエイトやビジネス情報を中心に掲載しておりますので参加される方は内容を熟読し、無料・有料等を確認してお楽しみください。

免責事項
当サイトに掲載している情報、広告等で万が一、問題、損害等が発生しても、当サイト管理人は一切責任を負いません。自己の判断と責任でご利用ください。

注意事項
・期間限定
・過去のプログラム終了。
リンクが残っている場合は、訪問者様ご自身にご迷惑がかかってしまうおそれがございますが、何卒ご協力よろしくお願いします。

禁止事項
・未成年の方の年齢制限のある投資の参加。
・未成年の方のビジネスなどの参加。
・このサイトに掲載された文章・画像・データの無断転載を禁じます。
▼Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。